店主独断の初心者さんへおススメのカメレオン | ||
カメレオンと言えば繊細で飼育が難しいというイメージがあります。でも実はペットとして、家族の一員として過ごせるコンパニオンアニマルに近い存在だと私は思っています。 すねたり怒ったり、時には甘えてみたりと(主にエサが欲しい時^^;)とても感情豊かな生き物です。 ちなみに私は、カメレオン達に彼等の飼い方を教えてもらいました。 コオロギが欲しいとか、水が飲みたいとか、じっくりと向き合うと彼等はちゃんとそれを伝えてくれます。 皆様のご家族として迎えて、是非彼らとの生活を楽しんで下さい^^ |
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● スパイニーカメレオン● | ||
画像は一番多く入荷するグリーンのタイプです。 シーズンによって入荷するサイズが違います。大型になる種で、オスで最大50センチを超えると言われていますが、輸入されるのは40センチ前後が多い(こう書くとデカイ!と思われますが、半分はシッポですからね^^;) フトアゴヒゲトカゲくらいかな? ヤングサイズくらいまでは臆病な個体が多いですが、大人になると落ち着いた性格になる個体がほとんど。 非常に頭が良く、温厚な性格。 プラケに入れた水を水と認識できる個体も多い。 |
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パンサーカメレオンのような華やかなカラーではありませんが、ブルースロートと言われる喉の周辺から目に掛けてブルーになる個体や、蛍光色のようなグリーンになる個体もいます。 主にマダガスカルの西チュリアラから、電話1本で注文されて航空便でシッパーの元へ届けられるデリバリータイプ? (注:スパイニーの生息地は広いのになぜこの産地が多いかというと、チュリアラには国内線の空港があるため、村で捕獲された個体をシッパーに送るのに便利だから^^;) 基本丈夫で性格も良く、何より価格がお手頃なのがグッド! |
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販売価格帯参考 入荷1週間以内の場合 小さいサイズ(全長20センチ以下) ¥13000 フルアダルトだと¥15000〜¥18000。 各サイズ、その時の為替レートによって多少変わります。 キープ期間が長くなると徐々に値段が上がります。 |
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●ウスタレカメレオン● | ||
画像は一番多く輸入されるタイプのウスタレです。これでもヤングサイズ。 地味なカメレオンの代名詞のような扱いをされていますが、おっとりとした性格なのにどこかワンパクそうな顔付。頭が非常に良く、とてもペット向きなカメレオンです(ちなみに初心者さんには当店売上ナンバー1!) 飼育を始めた皆様いわく、とても飼育しやすくて愛嬌があるとのこと。 連れ帰ったその日にピンセットからコオロギを食べる個体も多い。 色もじっくり見ると意外に地味派手。 |
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野生下では60センチを超える個体もいるそうだが、私は見たことが無い^^; ヤングサイズから飼育して、大型に育てるのは意外に難しいのですが、逆に大きくなると困る方には小さいサイズから飼育するのがおススメ。 大型個体は「 君、本当にワイルド? 」と、胸ぐら掴んで問いただしたいほど肝が据わって落ち着いた個体が多い。 ふつーに民家の庭先に居て、実際私もアンタナナリブの家の庭先にいるのを目撃しています^^; 生息地によってカラーが違い、私が一番綺麗だと思うのは北に向かう途中の村で見つけた個体群(こちらは私が自分で捕りに行かなければならないので、その分ちょっと価格が高いです) |
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販売価格帯参考 入荷1週間以内の場合 小さいサイズ(全長20センチ以下) ¥13000。 フルアダルト〜アダルト ¥15000〜¥18000。 各サイズ、その時の為替レートによって多少価格は変わります。 キープ期間が長くなると徐々に値段が上がります。 |
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上記は価格帯含め初心者さん向きなタイプをご紹介させて頂きました。 以下は飼育し易いですが、価格がちょっと上のタイプです。 |
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オス |
●スパイニーカメレオン レッドヘッドブルー● | |
マダガスカル南部に生息するタイプです。 飼育自体は前出のグリーンタイプと同じですが、カメレオンとしては異例の冬眠(乾眠)をします(地面に穴を掘って暖かくなるのを待つのだとか) 生息地は乾季になると最低気温が0度近くまで下がるため、冬眠しなくても代謝機能を下げてジッとして餌も水も無い時期をやり過ごすそうです。 そう言った意味では非常に根性があるタイプですね^^; 通常生息地の環境から生後1年弱で死んでしまうカメレオンが多い中、冬季をやり過ごす個体がいるため大型の個体が多いです。 |
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メス |
画像は野生個体ですが、日本で飼い込まれたオス個体はもっと綺麗になります(当方ブログこちらをご覧ください) 生息地が限られている上に、輸送手段に手間が掛かるため余り輸入されないタイプです。私は個人的に好きなので、自分で捕りに行っています。 ちなみにメスも非常に綺麗です。 メス単体で飼育しても十分見応えがあると思います。
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